匠プレスグッズ製造部にご来店いただきありがとうございます。
今回ご紹介するのは、カードゲームプレイマット(ラバーマット)のデザイン作成時の色についての注意点です!
ゲームプレイ(ラバー)マット製作されたお客様で色が少し沈んでる(暗いような?)感じがする。。という経験ありませんか?
沈みのイメージです。パッと見分かりづらいのですが左の画像が少し沈んで見えないでしょうか??
匠プレスグッズ製造部をご利用されるお客様で過去に他社で製作されたプレイマットの色が暗かった。。
弊社ご利用のお客様でも同様に暗かったから今回は鮮やかに仕上げてほしいのでデザイン制作時のコツなどあったら教えて欲しい。。というご質問をお受けします。
それでは早速いってみましょう!
先ず最初のポイントとしまして注意することは!?
重要なポイントその1:カラーモード設定
弊社ご利用のお客様は様々なアプリを利用しプレイマットのデザインを制作されておられます。
ご入稿データはPSDを基本といただいております。
印刷のカラーモードはCMYKであり、RGBモードでは進行できません。
※印刷の場合はCMYKです。WEBやSNSにアップロードする際の画像データはRGBでも構いません。
※RGBとCMYKにつきまして詳しくは別のブログでご紹介していきます。
しかし、アプリではカラーモードがRGBのみ対応でCMYKに変換できない相談もお受けします。
CMYK変換ができない方へは?
どうしても変換できないお客様へは弊社にてRGBからCMYKに自動変換する無料サービスがございます。
※無料変換サービスご利用の場合、自動で疑似色に変換ですので若干の沈みが生じます。
ご了承の上ご利用くださいませ。
上記、CMYKモードで作成が一つ目のポイントでございます!
続きまして最も重要となるポイントであるのが、、
製品の特性上、データより沈みが生じてしまいます!
ゲームプレイマットの材質から説明いたします。
プレイマットの材質について
プレイマットは2つの材質で構成されてます。
印刷面の下がラバー製のゴムマットです。
印刷面はポリライクラという白い特殊布です。
ポリライクラ??あまり聞く事がない名称ですね。。
プレイマット以外で使用されているのがウエットスーツです。
それはさておき、何故色味が沈むのか!?
ラバー(黒)に対し印刷面のポリライクラ(白)が負けてしまい印刷した際に若干ラバーの黒の影響受け色味に沈みが生じてしまうのです。。
特に明るい色の箇所は沈みが強く現れることがあります。
ポリライクラ(白)を厚めにすれば良いのではと思いますが、印刷時などに影響を及ぼすとされ、現況はどの工場も同じであります。
上記を踏まえまして、改善策としまして、デザインデータ全体を気持ち明るくすることを推奨いたします。
まとめ
今回カラーモードの設定と色の付け方につきましてご紹介いたしましたが、データと実物は、作成されているモニター環境等でも違って見えます。色を気にされたいお客様へは別途有料でのご案内となりますが、量産前にサンプルを製作されることを推奨いたします。
ご参考いただけますと幸いでございます。
カラー以外でも気になる事や不明な事などありましたらご遠慮なくお気軽に問合せくださいませ。